青年就農給付金・準備型研修
いちじくの収穫もいよいよ終盤となりました。
スクール圃場ではスクール生が当番制で収穫・出荷調整・手入れにあたっています。
しかし、スクール生でありながらいちじく生産者の圃場で日々、研修カリキュラムをこなしている方がいます。
Sさんです。
イチジクスクールでは青年就農給付金制度について意向確認を行い、受給意思がある方については農業改良普及課を通じて手続きを進めていきます。詳しくはホームページ内の就農支援制度についてを開いてみてください。
Sさんも4月の入校式の際、青年就農給付金・準備型の受給意思を表明され、早速、準備型研修のカリキュラムに入りました。
一方で、研修受け入れ先については研修機関として認定された者(法人)でなければならない、とされています。
今回、研修受け入れ先である私(渡辺)もSさんの申請と同時に6月、研修機関認定の申請を行い、認定を受けました。
さて、実際の研修カリキュラムですが、1200時間以上をこなすこととされています。
自分の圃場は加温ハウス・露地両方の栽培をしているので、1年を通じてカリキュラムを組んでいます。
たとえば、6月のカリキュラムです。
Sさんの研修も4月からスタートして7か月目、日々の研修を通じて作業を学ぶだけでなく、自分の就農後の経営ビジョンについても次第に明確になってきているかんじです。
Sさんにはこの研修カリキュラムが終了する来年4月、幸先の良いスタートを切ってもらいたいものです。